【日本語版】「Copilot has been working on this problem for a while」の原因と対処まとめ

この記事の内容について、業務や開発でお困りの場合は個別に対応できます。

1. このエラーメッセージは何か

GitHub Copilot を VS Code や Copilot Chat、Agent Mode で使っていると、ときどき次のような表示が出ることがある:

Copilot has been working on this problem for a while

これは「Copilot が入力されたタスクを処理中だが、時間がかかっている」ことを示すメッセージ。
一定時間経っても返答が来ず、停止したように見える場合も多い。

公式の単語としては単なる“処理中ステータス”だが、実際は ハング/内部エラー/コンテキスト負荷 が原因のことも多い。

参考情報:

2. なぜこのメッセージが出るのか

調査の結果、主な原因は次のとおり:

タスクが重すぎる/文脈が巨大

Copilot は長大な関数・複数ファイル・高度な抽象化が必要な回答に弱い。
コンテキストが複雑すぎると、処理が止まったようになる。

Agent Mode の挙動が不安定

GitHub は Copilot に“タスク実行型 AI”を追加しているが、
Pull Request 作成や複数ステップ推論が絡むと処理失敗しやすい。

ネットワークの断続的な停止

とくに VS Code → GitHub API の通信が詰まるとこの状態になりやすい。

Copilot の内部エラー・過負荷

公式 Issue でも “再現性あり” と多数報告。
応答停止 → このメッセージ → そのまま返ってこないという例もある。

3. 実際に何が起きるパターンが多いか

多くのユーザーが報告しているのは:

  • しばらく「… working on this problem …」が出続ける
  • 返答が返ってこない
  • 数分後に別のエラーへ遷移
  • VS Code 再起動で直る
  • そもそも間違ったコードに向かって“頑張って”いるだけ

つまり “AI が深く考えている”のではなく “処理が詰まっている” 場合が多い。

4. 対処法

調べるかぎり最も効果があったのは以下。

VS Code を再起動する(最強・最速)

ほぼ確実に一時的エラーが解消される。

タスクをもっと小さく分ける

「このファイル全部直して」→ ❌
「この関数名だけ変更して」→ ⭕
AI に“仕事の単位”を適切に渡すのが重要。

エディタのコンテキストを軽くする

ファイルを閉じる・差分を減らすと安定する。

ネットワーク確認

GitHub API と継続的通信するので不安定だと止まりやすい。

Agent Mode を切る

Agent が余計な推論に入って止まるケースが頻発しているため。

5. Copilot の本質的な限界

文献調査では、Copilot の限界ははっきり指摘されている:

● 単純作業の高速化には強い

ループの雛形やテストコード作成などは非常に効率化される。

● プロジェクト全体設計・複雑ロジックには弱い

複数ファイル依存、ビジネスロジック、状態管理は頻繁に誤る。

● “ハルシネーション” が避けられない

論理的には正しいが、プロジェクトには合わないコードを平気で生成する。
(このあたりは下記論文でも指摘)
https://arxiv.org/abs/2406.17910

● 人間のレビュー前提

セキュリティ・バグ・ライセンス問題など、最終的評価は人が必要。

6. まとめ

  • 「Copilot has been working on this problem for a while」は単なる“処理中”ではなく、内部エラー・タスク過負荷のサインであることが多い。
  • とくに Agent Mode では発生頻度が高い。
  • もっとも確実な対処は エディタ再起動+タスク分割

ZIDOOKA!

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