WordPress は、テーマやプラグインが致命的なエラーを起こした際に、自動で警告メールを送る仕組みを備えています。このメールは驚く内容ですが、ほとんどの場合は落ち着いて手順を踏めば短時間で復旧できます。

↑が私に来たメールです。ちょっと怖いですよね。
まず確認するべきこと
メールには以下の情報が含まれています:
- どのテーマ/プラグインでエラーが起きたか
- どのファイルの何行目でトラブルが発生したか
- エラーの種類(例:syntax error など)
特に「syntax error, unexpected token “?”」のようなメッセージは、PHP の書き方のミスが原因です。
1. サイトと管理画面が正常に表示されるか確認する
まず、メールで案内されているページを確認します。
- ホームページ
- 管理画面ログインページ
- メールに記載されている「エラーが発生したページ」
表示に問題がなければ、軽度のエラーの可能性もあります。
2. ログインできない場合は「リカバリーモード」を使う
メールには、次のようなリンクが記載されています:
https://example.com/wp-login.php?action=enter_recovery_mode&rm_token=XXXX&rm_key=YYYY
これは WordPress が自動生成する特別なログインリンクで、エラーを起こしたテーマやプラグインだけを一時的に停止し、安全にダッシュボードへ入れる仕組みです。
- 有効期限は約 24時間
- ダッシュボードにアクセスできない時だけ利用する
3. エラー内容を読み取り、問題箇所を特定する
メールに必ず「どのファイルの何行目でエラーが起きたか」が書かれています。
例:
File: functions.php
Line: 300
Error: syntax error, unexpected token “?”
この種類のエラーでよくある原因は以下:
- コードのコピペミス
- セミコロンの抜け
{}の数が合っていない- 不可視文字が混入
- PHP のバージョンに合わない書き方
テーマやプラグインを触った直後に発生することが多いです。
4. サーバーのファイルマネージャまたはFTPで該当ファイルを修正する
エラーに書かれたファイルを開き、該当行を確認します。
チェックポイント:
- 末尾のセミコロンが抜けていないか
{と}の対応が取れているか?>の閉じタグが壊れていないか- 謎の文字が混入していないか
- PHP8 以降で非推奨になった書き方をしていないか
修正して保存すれば、多くの場合は即座に復旧します。
5. 自力で直せない場合は問題のテーマ/プラグインを一時停止する
リカバリーモードに入れた場合、問題を起こしているテーマやプラグインが特定され、次のようなボタンが表示されます:
- 「テーマを停止」
- 「プラグインを停止」
一時停止すれば、サイト全体が復旧します。
その後、エラーを修正して再度有効化すればOKです。
6. 同じエラーを防ぐためのポイント
再発防止のため、次の習慣を推奨します:
- functions.php に書くコードは「スニペット管理ツール」へ分離
- コードは GitHub/Gist などでバージョン管理
- 更新前にバックアップを取る
- PHP のバージョンに合った記述か確認する
- 不要なカスタマイズは避ける
まとめ
WordPress の「技術的な問題が発生しています」メールは、テーマやプラグインの構文エラーが原因である場合が大半です。メールに記載されたエラー内容を確認し、リカバリーモードを活用しながら問題箇所を修正すれば、ほとんどのケースは短時間で解決できます。日頃からコード管理とバックアップを意識しておくことで、同様のトラブルを防ぐことができます。