最近、Google スライドを開いたときに「Gemini in Google スライドを活用する」というポップアップが出てきた。私も実際に作業中に突然出てきて、「あ、これ押していいやつ?」と少し戸惑った。そこで今回は、この機能について“浅めに”まとめつつ、私の実感として「仕事で使えるか?」という部分も書いておく。

■ まず、これは何をする機能なのか
Google Workspace に AI アシスタントとして Gemini が統合されつつあって、スライドでも文章生成・図の案出し・画像生成・構成案の提示などをサポートする機能が試験段階で追加されている。
資料づくりをしていると、最初の構成づくりに時間がかかることが多い。そこを AI にある程度任せられる、というのが一番わかりやすい利点だと思う。
実際、私がスライドを作るときも、1 ページ目の構成案を出すだけで10分くらい飛んでいく。そこが短縮されるなら十分価値はある。
■ ただし「Labs(実験段階)」である点が重要
今回の注意書きにもあったとおり、この機能はまだ正式リリースではなく 試験運用。
Labs 機能は Google が品質改善のためにデータを確認する可能性があり、ユーザー側にも「機密情報は入れないで」と書かれている。
つまり、便利そうに見えつつも
“業務利用を前提としたセキュリティレベルではない”
ということを自分で理解して使う必要がある。
■ ドライブや Gmail 内容を Gemini が参照する可能性
説明文には、より良い結果を出すために「ドライブ内のファイルや Gmail のメールを参照する可能性がある」と書かれていた。
ここが一番の悩みどころだと思う。
普段の仕事で扱う資料には、どうしても顧客情報や内部の数値が含まれる。Labs の段階で、そうした情報を Gemini に参照させる設計になっている以上、気軽に ON にしづらい。
私自身も、プライベート用途なら良いのだけど、業務プロジェクトには使えないな、という感覚が正直なところだ。
■ 浅い結論:便利だが、仕事では慎重に
Gemini が Workspace で本格的に動き始めているのは間違いない。資料のたたき台を作るには強力だし、使い方によっては日常の作業時間が大きく削減できるはずだ。
ただ、現段階では「試験版」「データ参照の可能性あり」「人間レビューが入る可能性あり」という条件があるため、
仕事で扱うスライドにそのまま ON するのはまだ早い
という判断に落ち着いた。
個人のメモや、自分だけが見るアイデアスケッチなら十分役立つ。
正式な業務資料・外部向け資料の作成に使う場合は、本リリースを待つか、組織のポリシーが整ってからのほうが良い。
<参考URL>
(記事タイトル+URL/生リンク)
- Google Workspace 向け Gemini とは
https://workspace.google.com/intl/ja/solutions/ai/ - Gemini for Google Workspace のセキュリティまとめ
https://www.softbank.jp/biz/blog/cloud-technology/articles/202510/gemini-security/ - Gemini in Google Slides 解説
https://blogrou.com/gemini-in-google-slides/ - Google Docs・スライド向け AI 機能の注意事項
https://support.google.com/docs/answer/14207419?hl=ja