WordPressの記事内で JSON.parse() や UrlFetchApp.fetch() のようなインラインコードを使っていると、
コントラストは足りているのに、なぜか読みにくいと感じることがあります。
ZIDOOKA!でも実際にこの問題に直面しましたが、結論としては 色やフォントをいじらず、太字にするだけで十分改善できます。
この記事では、その理由と最小限のCSS対処法を整理します。
なぜインライン code は見にくくなりがちなのか
多くのWordPressテーマでは、code 要素に対して次のような前提があります。
- フォントサイズが本文より小さい(0.875em 前後)
- フォントウェイトが 400(細い)
- 色は付いているが線が細く、行内で沈む
その結果、
コントラスト比は問題ないのに、日本語本文の中でコードだけが弱く見える
という状態になります。
これはアクセシビリティの数値ではなく、視認性の問題です。
解決策:太字にするだけで十分
見た目を大きく変えたり、フォントを指定したりする必要はありません。
font-weight を上げるだけで、体感的な読みやすさは大きく改善します。
推奨CSS(インラインコード専用)
p code,
li code,
td code {
font-weight: 600;
}
これだけです。

なぜ太字が一番効くのか
- 色を変えると主張が強くなりすぎる
- 背景を付けるとUI寄りになる
- フォント変更は環境依存が大きい
一方で太字は、
- 本文とのコントラストを自然に作れる
- 日本語と英数字の混在でも破綻しにくい
- スマホ・PCどちらでも効果が安定する
というメリットがあります。
特に Windows + Chrome 環境では、font-weight: 600 の効果がはっきり出ます。
やらなくていいこと
今回のケースでは、次の対応は不要でした。
- 色を濃くする
- 背景色を付ける
- フォントファミリーを指定する
!importantを多用する
「読めない」原因が 細さ にある場合、 解決も 太さ で十分です。
まとめ
WordPressの記事でインラインコードが見にくいと感じたら、 まずは次の1行だけ試してください。
p code { font-weight: 600; }
それでも足りない場合に、初めて色や背景を検討すればOKです。
ZIDOOKA!では、 実務で読めることを最優先に、最小変更で直す という方針を取っています。
このケースでは、太字だけで十分でした。