ロリポップを使ってみて気づいた「意外なデメリット」バックアップ込みで比較すると、エックスサーバーの見え方が変わった

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レンタルサーバー選びでは、どうしても月額料金の安さに目が行きがちです。 私自身も最初は、「個人サイトならロリポップで十分だろう」と思っていました。

実際、ロリポップは安いです。 ただ、実際に使ってみて、エックスサーバーとバックアップ込みで冷静に比べたとき、はじめて気づいた点がありました。

この記事は、「どちらが優れているか」を決めつけるものではありません。 使い方次第で評価が変わる、という前提で整理した記録です。

比較の基準は「エックスサーバーはいくらなのか」

まず、基準点としてエックスサーバーの最安プランを確認します。

エックスサーバー(スタンダード)

  • 月額:約990円〜(長期契約時)
  • WordPress:標準対応
  • 毎日自動バックアップ:標準装備
  • 管理画面から自分で復元可能
  • 追加オプション:不要

ここで重要なのは、 この価格に「バックアップ」と「自己復元」が最初から含まれている点です。

つまり、 壊しても・ミスしても・すぐ戻せる前提の価格、ということになります。

ロリポップは「表示価格」と実運用コストがズレやすい

一方、ロリポップの月額料金はかなり安く見えます。

  • ライト:264円〜
  • スタンダード:495円〜
  • ハイスピード:550円〜

この時点では、 「エックスサーバーは倍くらいするな」 という印象を持ちました。

正直、この段階ではデメリットはあまり意識していませんでした。

使ってみて気づいた意外なデメリット:バックアップが”前提”ではなかった

実際に運用していて気づいたのは、 ロリポップではバックアップが標準前提ではないという点です。

  • ライト/スタンダード:自動バックアップなし
  • ハイスピード以上:自動バックアップあり
    • ただし復元は基本的にサポート依頼
    • 自分で復元・ダウンロードしたい場合
      → 7世代バックアップオプション(月額約440円)が必要

ここで初めて、 「実運用だと条件が変わってくるな」 と感じました。

バックアップ込みで価格を並べるとどうなるか

エックスサーバーと同じ条件で比較してみます。

ロリポップ(ハイスピード+バックアップ)

  • ハイスピード:550円
  • バックアップオプション:440円
  • → 合計:約990円/月

エックスサーバー(スタンダード)

  • 月額:約990円
  • バックアップ:標準装備
  • 復元:管理画面から即可能

金額が並んだ瞬間、評価軸が変わりました。

ロリポップが安い、という前提が 「バックアップを付けない場合」に限られることが、ここで明確になります。

ただし、ロリポップが安く済むケースは確かにある

ここは重要なので、はっきり書いておきます。 ロリポップの方が明確に安くなる使い方は、実際にあります。

例えば、

  • バックアップはとりあえず不要
  • 何かあったら作り直す前提
  • UpdraftPlus など自前プラグインで十分
  • 検証用・実験用サイト
  • 更新頻度が低い、小規模サイト

こうした用途であれば、

  • ライト(月264円)
  • スタンダード(月495円)

で運用でき、 エックスサーバーより圧倒的に安く済むのは事実です。

「安さ優先」「割り切り前提」なら、ロリポップは合理的です。

差が出るのは「割り切れなくなった瞬間」

ただ、実際に使っていて感じたのは、

  • 記事が増えてきた
  • 設定を触る頻度が増えた
  • 一度壊すと復旧が面倒になった

このあたりから、 「バックアップなしでいいや」という割り切りが効かなくなる、という点です。

そのタイミングで、

  • バックアップをちゃんと付ける
  • すぐ戻せる状態にしたい

と考え直すと、 ロリポップ+オプションとエックスサーバーの価格が並ぶ。

これが、 使ってみて初めて分かった「意外なデメリット」でした。

結論:安さを取るか、前提を取るか

整理すると、住み分けはかなり明確です。

とにかく安く、割り切って使う → ロリポップ

壊しても戻せる前提で運用する → エックスサーバー

どちらが正解、という話ではありません。 どこで割り切るかの違いです。

ただ、 バックアップオプションを付ける前提になった瞬間、 エックスサーバーの方がシンプルで分かりやすく見える。

これは、事前のスペック比較だけでは気づきにくく、 実際に使ってみて初めて腑に落ちた点でした。


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