Web制作やNext.js、React構築の世界に足を踏み入れたばかりの方が必ずぶつかる疑問があります。それが 「npm run devって何をしてるの?」 というものです。ターミナルでコマンドを打つと何かが動くけれど、その正体は意外と理解されていません。この記事では、私自身がNext.jsの開発で使ってきた経験を踏まえつつ、初心者がつまずかないようにできるだけ丁寧に解説します。
■ npm run dev の本当の意味
一言でいえば、「あなたが作っているWebアプリを、その場で動かすスイッチ」 です。
コードを書いただけでは、Webアプリはただの文字データにすぎません。ところが npm run dev を押すと、ローカル環境でアプリが“動く形”になります。しかも、書いた内容が保存した瞬間にブラウザへ反映されます。
実際、Next.js プロジェクトでは npm run dev は内部で next dev を起動します。このコマンドがサーバーを立ち上げ、ページをリアルタイムで更新しながら開発できる環境をつくります。

■ 実行すると何が起きるのか
npm run dev を実行した瞬間、主に次のことが裏で動きます。
- ローカルサーバーが起動(通常 http://localhost:3000)
- コードの変更が保存と同時にブラウザへ自動反映(ホットリロード)
- Reactコンポーネントの挙動を即確認できる
- CSS・Tailwindの変更も一瞬で反映される
- JavaScriptエラーや型エラーがブラウザやターミナルに即表示される
つまり、コーディング → 保存 → ブラウザで確認 が“高速ループ”で回せるようになります。
このスピード感が開発効率を劇的に上げてくれます。
■ なぜ初心者は混乱するのか
理由はとてもシンプルで、「npm run dev = 魔法の呪文」 に見えるからです。
実際には package.json の scripts に設定された ただのショートカットコマンド です。
例えば私の作っていたプロジェクトでは:
"dev": "next dev"
と書かれています。
つまり npm run dev = next dev を実行するだけ ということ。
この仕組みを知ると、一気に理解が進みます。
■ 実務ではどう使っているか
私は日々の開発でも、まず最初にこのコマンドを叩きます。
Next.js の場合は App Router や Tailwind の変更確認が必要なので、
- ボタンの配置調整
- フォームの挙動確認
- 背景画像の変更確認
- API 接続の動作確認
といった作業をすべて “リアルタイム” でチェックします。npm run dev を押し忘れて画面に変化が出ない、という初歩的なミスをする人も多いですが、これを理解すれば迷わなくなります。
■ まとめ
npm run dev は 開発モードをオンにするスイッチ です。
単に「サーバーを起動する」だけでなく、あなたの作業を即画面に反映させる大事な役割があります。初心者が最初に理解しておくと、開発効率が大きく変わります。