
Webサイトを閲覧中に、突然次のようなエラー画面が表示されることがあります。
Access Denied You don't have permission to access "http://www.example-site.com/jp/" on this server. Reference #18.xxxx.xxxx.xxxx
これは、アプリやWordPressのエラーではなく、インフラ層(CDN / WAF)での拒否を示しています。
特に以下が絡むケースが多いです。
- CDN:Akamai
- WAF(Web Application Firewall)
- 国・IP・UA(User-Agent)ベースのアクセス制御
- ボット対策 / 不正トラフィック遮断
ポイントは、「サーバーに到達する前に落とされている」ということです。
なぜ出るのか(原因パターン)
① Akamai(errors.edgesuite.net)配下での拒否
Akamai CDN + WAF で弾かれているケースです。 日本向けの /jp/ パスのみ、海外からのアクセスを制限している場合などによく見られます。
Akamaiのエラーについては、以下の記事でも詳しく解説しています。 https://www.zidooka.com/archives/2590
② IPアドレス・地域制限
「自分は何もしていないのに出る」代表例です。
- VPN / 海外IP:セキュリティのため、海外IPを遮断しているサイトは多いです。
- クラウド回線(AWS / GCP / Azure):データセンターからのアクセスはBotとみなされやすいです。
- 企業ネットワーク:特定のIP帯域がブラックリスト入りしている可能性があります。
③ User-Agent(ブラウザ判定)
- curl / wget などのコマンドラインツール
- Headless Chrome
- 古いブラウザ
- Botのような挙動をした場合
④ 一時的なレート制限・不正検知
- 短時間に何度もアクセスした
- リロードを連打した
- 特定パスへの集中アクセス
対処法(ユーザー側でできること)
サーバー管理者でない場合は、正直できることは限られますが、以下を試す価値はあります。
- VPNを切る:VPN経由だと弾かれることが多いため、通常の回線に戻します。
- 別回線(スマホ回線)で試す:Wi-FiのIPが制限されている場合、スマホの4G/5Gなら繋がることがあります。
- シークレットモード:Cookieやキャッシュが原因の場合、シークレットモードで解決することがあります。
- 時間を置く:一時的なレート制限であれば、数分〜数十分待てば解除されます。
- 管理者に問い合わせ:どうしても閲覧が必要な場合は、エラー画面にある Reference ID を添えて管理者に連絡します。
管理者側(もし自分のサイトなら)
自分のサイトでこのエラーが出ている場合、以下を確認してください。
- Akamai WAF のルール確認
- 国別 / IP制限の解除
- Bot対策の誤検知調整
- /jp/ などの特定パスだけ弾く設定になっていないか
このエラーは「アプリではなく、門番(WAF/CDN)に止められている」状態です。ここを理解すると、無駄なアプリ改修をせずに済みます。