Kindle本を出していると、ある日突然 「あれ、KENP(既読ページ数)めっちゃ増えてない?」 という瞬間があります。
実はこれ、偶然ではなく 伸びるときには伸びる“理由”があるんです。
そこで今回は、著者が意図的に何か仕掛けたわけではないときでも起こりうる
KENP上昇のパターンと、
その波をさらに伸ばすための 改善Tips をまとめておきます。
今回はその典型例として、
2021年〜2025年の4年間で累計230,657ページ(15冊)を突破したケースをもとに、
KENPが伸びる理由と、さらに伸ばすための改善ポイントを整理しておきます。↓こんな感じです。

1. 読者の“検索行動”が変わったタイミングでKENPは動く
KDPは、検索需要の微妙な変化に強く影響されます。
例えばこんなケース:
- 季節・資格試験前
- 特定のツールやサービスの仕様変更
- ニュースで関連テーマが話題になる
- SNSで偶発的に拡散される
著者が何もしていなくても、**読者数が勝手に増える“波”**は年に数回あります。
✔ できるTips
- タイトル・説明文を定期的に最新トレンドに合わせて微調整
- 関連するキーワードの“旬”をGoogleトレンドで確認
- 表紙に時代性がある場合はアップデートを検討
2. Kindle Unlimitedの“読まれ方”で増減する
KENPは購入者よりも、読み放題ユーザーの行動が支配的です。
特に以下が起きると数字が跳ねます:
- 読者がまとめ読み( binge reading )をする
- シリーズを順番に読み進める
- 試し読みからそのまま最後まで読む
✔ できるTips
- 冒頭のつかみを強化(読了率UP = KENP増)
- 章構成をシンプルにして“読み進めやすさ”を上げる
- シリーズ物は巻間リンクをわかりやすくする
3. 表紙の改善だけでKENPが跳ねることがある
KDPのアルゴリズムは、
「クリックされやすい本」→「読まれやすい本」
として扱います。
特に以下の表紙変更は効果が大きい:
- 文字を大きく、視認性を上げる
- アイキャッチの色を統一
- ジャンルでよくある“型”にあわせる
✔ できるTips
- 競合上位10冊の表紙を並べて比較
- スマホ幅で見たときの「視認性」を必ず確認
- トーンを揃えて“シリーズ感”を出す
4. 「本文の可読性」を上げるだけで読了率が改善する
KENPは “読み終えられたかどうか” に直結します。
よくある改善ポイント:
- 行間が詰まりすぎている
- 1文が長すぎる
- 専門語が多すぎる
- 図が見えづらい
✔ できるTips
- 1センテンス1メッセージを意識
- 図表の前後に説明文を入れ、離脱を防ぐ
- スマホ読書前提でフォーマット調整
5. カタログが増えるほど“全体のKENP”が伸びる構造になる
KDPは単発よりも 冊数のシナジーが強いプラットフォーム。
理由は:
- 1冊読んだ読者が別の本も読んでくれる
- Amazonの“同ジャンル推薦枠”に複数表示される
- 著者ページが充実して信頼性が上がる
✔ できるTips
- 同テーマで複数冊展開(ミニシリーズ)
- 既存本どうしを内部リンクで接続
- 著者ページを最新化
まとめ:KENPは「運」ではなく“構造”で伸びる数字
KENPが伸びてきたら、
「たまたま読まれた」ではなく、
アルゴリズムと読者行動が噛み合った合図。
そしてその波は、以下の要素で強化できる:
- タイトル・説明文を旬に合わせる
- Kindle Unlimited読者の読了率を上げる
- 表紙の見やすさを最適化する
- 本文の可読性を改善する
- 複数冊の“エコシステム”をつくる
KDPは小さな改善でも数字が動くプラットフォームなので、
KENPが伸び始めたタイミングこそ、次の一手を打つチャンスです。