本日は、KDP(Kindle Direct Publishing)の売上分析と今後の戦略策定、そして新たな収益源としての「ニッチツール開発」に向けたVercel環境の構築を行いました。その過程での気づきと、DNS設定でのトラブルシューティングを記録します。
1. KDP売上分析と勝ち筋の特定
過去5年間のKDP実績(既読KENP)を分析した結果、明確な「勝ちパターン」が見えてきました。
分析結果の要点:
- 総KENP: 約26万(年平均5.2万)
- 成功要因: 「語学 × フラッシュカード × Kindle Unlimited(KU)」の組み合わせ
- 現状: 2024年後半からベースラインが上昇し、構造的にKENPが発生する状態に入っている
特に「TOEIC」「簿記」といった明確な需要があり、かつ「1000語」「1問1答」のように数字で区切られたスマホ学習向けのフォーマットが強みであることが判明しました。
今後の戦略:TOEICシリーズの量産
月3万円の収益を目指し、以下の戦略を実行します。
- 既存資産の再編集: 既存の「TOEIC英単語1000」などをPart別、スコア別に分解・再構成する。
- 薄利多売モデル: 1冊で大きく当てるのではなく、小分けにしたシリーズ(例:Part5特化、通勤5分版など)を展開し、面を広げる。
- 表紙はテンプレート化: デザインに時間をかけず、統一感のあるシンプルな表紙で量産速度を優先する。
2. Vercel × Next.js によるニッチツール開発
KDPと並行して、ブラウザ完結型のニッチな計算機やツールを量産し、AdSense収益を狙う計画を始動しました。
技術スタックと構成
- Framework: Next.js (App Router)
- Hosting: Vercel (Hobby Plan)
- Repository: GitHub (モノレポ構成)
- Domain: tools.zidooka.com (サブドメイン運用)
開発フロー:
- create-next-app でプロジェクト作成
- app/tool-name/page.tsx を作成(1ツール = 1ディレクトリ)
- GitHubへプッシュ → Vercelへ自動デプロイ
この構成により、「思いついたら即公開」が可能になります。サーバーサイド処理を持たず、クライアントサイド(React)のみで完結させることで、保守コストを最小限に抑えます。
3. ムームードメイン × Vercel のDNS設定トラブル
Vercelでカスタムドメイン tools.zidooka.com を設定する際、DNS設定で少し躓きました。
発生したエラー
Vercel側で Invalid Configuration が続き、DNSレコードが正しく認識されない状態でした。
原因と解決策
ムームードメインの「ムームーDNS」設定において、CNAMEレコードの記述方法に注意が必要でした。
ムームーDNS設定時の注意点: Vercelから提示されるCNAMEの値(例: cname.vercel-dns.com)に対し、末尾にドット(.)をつけてはいけません。
多くのDNS管理画面では末尾にドットが必要な場合がありますが、ムームーDNSの「セットアップ情報変更」画面では、末尾のドットを自動補完する仕様のようです。手動でドットをつけるとエラー(または不正なレコード)となります。
正しい設定手順:
- ムームードメインのコントロールパネルで「DNSレコード設定」を開く。
- サブドメイン: tools
- 種別: CNAME
- 内容: cname.vercel-dns.com (末尾のドットなし)
- 設定を追加し、数分〜数十分待つ。
これにより、Vercel側で Valid Configuration となり、SSL証明書も発行されました。
4. 今後のアクション
- KDP: TOEIC Part5特化本の作成(既存コンテンツの再編集)
- Dev: tools.zidooka.com に最初のツール(Pomodoro Calculatorなど)をデプロイ
- SEO: ツールサイトへのインデックス登録とAdSense審査の準備
既存のSEO流入とKDP資産、そして新規のツール開発を組み合わせることで、相互に送客し合う「収益エコシステム」の構築を目指します。