ChatGPTのコーディングエージェント機能(Codex)は、PCだけでなくスマホアプリからも利用できるため、移動中やPCが開けない環境でも開発を進められて非常に便利です。 しかし、実際に使ってみるとAndroid版とiOS版で使い勝手に大きな差があることが分かりました。
今回は、スマホでのCodex利用におけるAndroidとiOSの違い、そして現状の最適解についてまとめます。
1. Codexはどこで利用できる?
Codexは基本的にクラウド上のエージェントとして動作するため、環境を選ばず利用可能です。
- Web / Desktop: IDEやターミナルと連携し、フル機能が利用可能。
- Mobile App: iOSおよびAndroidのChatGPT公式アプリからアクセス可能。
しかし、モバイルアプリにおける「UIの統合具合」に差が出ています。
2. iOS版:ネイティブ統合が進んでいる
iPhone / iPad向けのChatGPTアプリでは、Codex機能が比較的深く統合されています。
iOS版の特徴:
- アプリ内でCodexタスクの進捗確認が可能
- コードの差分(Diff)確認やプルリクエスト作成などのUIが用意されている
- ロック画面のライブアクティビティに対応している場合もあり、バックグラウンドでの処理状況がわかりやすい
iOS版であれば、スマホ単体でも「タスク指示 → コード確認 → PR作成」というフローがある程度スムーズに完結します。
3. Android版:Web UIのラッパー感が強い
一方で、Android版のChatGPTアプリは現状、Codex専用のネイティブUIが不足している印象です。
Android版のストレスポイント:
- 専用UIがない: Codex専用のビューが存在せず、Web版のUIをそのまま表示しているような挙動が多い。
- 操作性: ネイティブアプリとして最適化されていないため、コードの確認やタスク管理がしづらい。
- 機能差: iOSのようなOS機能との連携(ウィジェットや通知の最適化)が遅れている。
「使えないことはない」ですが、PC版やiOS版を知っていると、UIの微妙さにストレスを感じる場面が多いのが現状です。
4. なぜ差があるのか?
OpenAIはCodexをどの環境でも動かせるとしていますが、アプリの実装においてはiOS版が先行して機能強化される傾向にあります。Android版は機能実装が後追いになることが多く、現時点では「Webアクセスを中心としたUI」に留まっている可能性が高いです。
結論:スマホで開発するならどっち?
現状の結論:
- iOSユーザー: アプリ版を積極的に使いましょう。ネイティブUIの恩恵を受けられます。
- Androidユーザー: アプリ版はまだ発展途上です。ブラウザでWeb版にアクセスするか、割り切って簡易的な指示出しに留めるのが無難です。
Android版も今後のアップデートでiOS並みのUI統合が行われることを期待したいところです。