結論:同じKDP画面でも「選んでいる場所」が違うだけで、扱いが完全に変わる
KDPの出稿画面では、「Kindle本」と「Kindle洋書」が別のレイヤーで存在しています。見た目が似ているため混同しやすいのですが、
- 左側のカテゴリ(Kindle本 / Kindle洋書 / 分類不可)
- その後に続くReference / Education などの階層
は役割がまったく違うというのがポイントです。ここを取り違えると、「洋書として出したつもりが日本語Kindle本扱い」になったり、その逆が起きます。
何がややこしいのか
混乱の原因はシンプルで、
- 画面上に「Kindle本」「Kindle洋書」という似た単語が並ぶ
- しかも同じカテゴリ設定画面内で操作する
からです。
その結果、
どっちを選んでも、あとで Reference → Education を選べば同じでは?
という誤解が生まれます。実際はまったく違います。
まずここが分岐点:最初の「カテゴリ」選択

このドロップダウンに出てくるのが、
- Kindle本
- Kindle洋書
- 分類不可
の3つです。
ここで何が決まるか
ここは、Amazon内部での「本の扱われ方」そのものを決めています。
- Kindle本:日本語市場向けのKindle
- Kindle洋書:英語(海外)市場向けのKindle
つまり、この時点で
「この本は、どのマーケットの本か?」
が確定します。
ここを間違えると、後段でどれだけEducationやTestingを丁寧に選んでも、マーケットは変わりません。
次に出てくるのが「Reference / Education」

こちらは、
Kindle本 > Reference > Education
あるいは
Kindle洋書 > Reference > Education
というように、すでに決まったマーケットの中での分類です。
ここでできること
- Education
- Homeschooling
- Testing
- Workbooks
- TOEFL & TOEIC
などをチェックして、検索・棚分けの精度を上げる役割を持ちます。
ですが重要なのは、
ここは「市場を切り替える場所」ではない
という点です。
よくある勘違いパターン
パターン1:Educationを選んだから洋書扱いだと思っていた
→ 実際は「Kindle本 > Education」だった、というケース。
Educationは言語や市場を決めません。あくまで分類です。
パターン2:Referenceまで同じだから同一カテゴリだと思っていた
→ Referenceは共通ラベルなだけで、
- Kindle本のReference
- Kindle洋書のReference
は、内部的には別物です。
実務的な見分け方
迷ったら、次の一点だけ確認すればOKです。
最初のドロップダウンで、どちらを選んでいるか
- 英語市場で売りたい → Kindle洋書
- 日本市場で売りたい → Kindle本
これがすべてです。
まとめ
KDPのカテゴリ設定は、
- 見た目は似ている
- 用語も被っている
ため、構造を知らないと必ず一度は引っかかります。
しかし、
- 最初のカテゴリ=市場の決定
- その後の階層=棚分けの精緻化
と理解すると、一気に整理できます。
この記事は、KDP出稿画面で実際に迷った体験をもとに整理しています。同じところで立ち止まった場合の確認用メモとして使ってください。