問題の概要
OpenAIのサービス(ChatGPTやAPI利用時)でファイルをアップロードしようとした際に、以下のエラーメッセージが表示されることがある:
「files.oaiusercontent.com にアップロードできませんでした。ネットワーク設定でこのサイトへのアクセスを許可するか、ネットワーク管理者に問い合わせてください。」
結論から言うと、files.oaiusercontent.com は ChatGPTが公式に使用しているファイルアップロード用ドメインであり、ウイルスや不正アクセスではありません。
対処
おそらくアップロードしすぎただけなので、なにもしなくていい。普通に×押して、アップロードやめてください。
ただし、企業・学校・公共ネットワーク環境では、
files.oaiusercontent.com が通信制限されていることが原因の場合があります。
この場合は、以下の対処が必要です。
oaiusercontent.com とは?怪しいドメインなのか
結論から言うと、oaiusercontent.com は怪しいドメインではありません。
これは OpenAI(ChatGPTの運営元)が公式に使用しているコンテンツ配信用ドメインです。ChatGPTでは、ファイルのアップロードや画像・添付データの一時保存に、専用のサブドメインが使われています。その一つが
oaiusercontent.comです。
OpenAIはセキュリティや配信負荷の観点から、アプリ本体(chat.openai.com)とは別のドメインを分離して運用しています。そのため、
- 突然見慣れないドメインが表示される
- 企業ネットワークや学校のフィルタでブロックされる
- セキュリティ警告の対象になりやすい
といったことが起こりがちですが、ドメイン自体は正規のものです。
少なくとも、
- マルウェア
- フィッシング
- 不正広告配信
といった類のものではありません。
くわしくは「oaiusercontent.com とは?怪しいドメインなのかを技術的に解説」で説明していますのでよかったら読んでください。
files.oaiusercontent.com にアップロードできない原因
files.oaiusercontent.com にアップロードできませんでしたというエラーが出る場合、原因はChatGPT側ではなく、利用しているネットワーク環境にあるケースが大半です。主な原因は次の通りです。
ネットワーク・セキュリティ制限
企業・学校・公共Wi-Fiでは、
- 未知ドメインの通信を遮断する
- ファイルアップロード用の外部ストレージを禁止する
といったポリシーが設定されていることがあります。
この場合、ChatGPT本体には接続できても、files.oaiusercontent.comだけがブロックされます。プロキシ・フィルタリングサービスの影響
Zscaler や FortiGate などのセキュリティ製品を利用している環境では、
OpenAI関連の一部ドメインが 自動分類で「未分類」または「クラウドストレージ」扱いされ、遮断されることがあります。ブラウザ拡張・VPNの影響
- 広告ブロッカー
- セキュリティ系拡張機能
- VPN
が通信を改変・遮断しているケースもあります。
このエラーが出た場合は、別のネットワーク(自宅回線やテザリング)で試すと正常にアップロードできることが多いのが特徴です。
sdmntprjapaneast.oaiusercontent.com は何を意味するか
sdmntprjapaneast.oaiusercontent.comのような長いサブドメインは、OpenAIが利用しているクラウド基盤(Azure)上の地域・ストレージ識別子を示しています。ポイントは次の通りです。
japaneast
→ Azureの Japan East(日本東部リージョン)sdmntpr
→ ストレージやマウントポイントを示す内部識別子oaiusercontent.com
→ OpenAIのコンテンツ配信ドメインつまりこれは、
「ChatGPTが日本リージョンのクラウドストレージを使って、ファイルを一時的に処理している」
ことを意味しています。
このようなサブドメインが表示されるのは、
ファイルアップロード・画像処理・PDF解析などを行ったときがほとんどです。見た目はかなり怪しく感じますが、内部処理上のURLがそのまま表に出ているだけで、異常動作ではありません。
Q. oaiusercontent.com を許可すると危険ですか?
→ いいえ(公式・限定用途)
Q. API利用時も同じですか?
→ はい(ChatGPT / API 共通)
Q. スマホではできてPCでできないのはなぜ?
→ ネットワーク・FW差