作業を進めていると、VS Code のターミナルで import pandas が通らないのに、拡張機能側では「pandas をインストールしました」と表示される不思議な現象に遭遇することがあります。今回の実環境(Windows・VS Code・Python 3.13.7 venv)でもまさに同じ状態になりましたが、原因はとても単純でした。VS Code が “違う Python” を参照していたためです。

なぜ起きるのか
VS Code 上でパッケージをインストールすると、通常は .venv 配下に入ります。しかし、ターミナルを開いたときに参照される Python がシステムの Python(例:3.12 など)だと、仮想環境に入れた pandas を見つけられません。その結果、ModuleNotFoundError: No module named 'pandas' が発生します。

どう直したか
最も確実だったのは、VS Code に「正しい Python を使うように指定し直す」ことでした。左下の Python バージョン表示をクリックし、.venv の Python を選び直すと状況が改善します。あわせて、ターミナルで .venv\Scripts\activate を実行し、仮想環境が正しく有効化されているか確認しました。その後 pip install pandas openpyxl を再実行するとエラーは消えました。
作業時に意識したいポイント
VS Code は複数の Python を保持している環境だと、自動検出がうまく働かないことがあります。パッケージ関連のエラーが出たときはまず “どの Python を使っているか” を確認するのが近道です。仮想環境を選び直すだけで、多くの場合スムーズに解決できます。