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DeepSeek公式チャットを無料で使ってみた:モデルはV4-Pro、サブスクなしで何を消費してるの?

※ この記事の内容について、業務・開発上お困りの場合は個別に対応できます(5,000円〜)。

DeepSeekの公式チャット(chat.deepseek.com)を、サブスク契約もAPI課金もなしで使える。最初は「何か隠れて消費されてるのでは?」と疑ったんですけど、調べた範囲ではその心配はなさそうです。しかも動いてるモデルが意外なほど良い。

2026年8月時点でWeb版・App版のチャットは完全無料で、広告もアプリ内課金もありません。この記事では、実際に触った感想と、無料で使うときに知っておきたいモデルや設定の話をまとめます。

サブスクしてないのに何が消費されてるの?

結論から言うと、なにも消費されません。APIとは別系統なので、課金残高もトークン残高も減りません。

無料版には1日の利用回数にソフトな上限があって、連続で使いすぎると一時的に待たされることがあります。アカウントを作ってログインすると上限が上がりますが、それでもお金はかかりません。この「無料で使わせてあげるから、収益はAPIで取る」という構図がDeepSeekのビジネスモデルです。

APIの料金体系は別で、こちらは従量課金です。前回の記事『DeepSeek V4 Flash 0731を便利に使う4つの方法』で詳しくまとめています。

動いてるモデルはV4-Pro

気になるのはモデルですね。Web版・App版のチャットは、2026年8月時点で DeepSeek-V4-Pro がベースです。chat.deepseek.comでは「Expert Mode」と「Instant Mode」の2モードに分かれていて、DeepSeekは4月のリリースでこの両モードで最新モデルを試せると案内しています。

2026年7月31日のアップデートでV4-FlashのAPIが強化されましたが、このときの公式アナウンスでは「APP/WEBのモデルは変更なし」と明記されています。つまり、無料のチャット画面で触れるモデルは、APIで言うところのフラッグシップ相当というわけです。

実際に触った感想:塾の先生みたいな返し

使ってみた第一印象は「素直」です。GPT系と比べて、妙に感情論に寄らず、でも事務的にもならず。「教える」というより「一緒に考える」スタンスで、話しかけるとちゃんと話を聞いて返してくれる感じがあります。

R1系の「思考過程をぐるぐる見せる深掘りモード」とは対照的で、思考の表示を前面に出さず、普通の会話の温度感で答えてくれます。この「塾の先生み」が個人的にはけっこう居心地がいいんですよね。ChatGPTの無料版よりこちらの方が合う人も多い気がします。

一つだけクセがあって、思考(reasoning)を長くさせると、途中から答えが中国語に戻ることがあります。指示を出し直せば日本語に戻るので大きな問題ではないんですが、大量の推論をさせるタスクではたまに顔を出します。

学習に使わない設定もできる

プライバシーまわりも地味にポイントです。Web版・App版の設定には、会話内容をモデルの学習に使わせないための設定があります。実際にOFFにして使えています。

DeepSeekのプライバシーポリシーにも、モデル訓練や技術最適化のための個人データ利用を拒否する権利が明記されています。無料のAIチャットで「学習に使わない」を選べるのは、現時点では珍しい対応です。

とはいえ、DeepSeekは中国の会社で、データは中国国内のサーバーに保存されます。機密情報や顧客情報を無料チャットに貼るのは避けた方が安全です。

ちなみにこの注意はDeepSeekに限った話ではありません。無料のAIチャットはどのサービスでも、入力内容が学習やサービス改善に使われる前提で設計されています。学習利用をOFFにできるかどうかはサービスごとに違うだけで、「機密情報はどのAIにも貼らない」のが原則です。

まとめ

DeepSeek公式チャットはサブスク不要で完全無料。動いているのはV4-Proで、何かを消費する心配もありません。学習利用のOFF設定までできて、プライバシー面の選択肢も無料の割に揃っています。

GPT系の返しが「どうも共感してくれない」と感じる人には、一度試してみる価値があると思います。特に会話の温度感を重視するなら、こちらの方が合うかもしれません。続きの話として、同じモデルをAPIで使うコスト比較も書いているので、興味があれば『DeepSeek V4 Flash 0731とGPT-5.6 Lunaのコスト比較』もどうぞ。

参考リンク

  1. DeepSeek公式サイト(Web版チャット)
  2. DeepSeek-V4 Previewリリース(2026/04/24)
  3. DeepSeek API 変更履歴(2026/07/31 V4-Flash更新)
  4. DeepSeekアプリ紹介(2025/01/15)
  5. DeepSeekプライバシーポリシー

本記事の情報は2026年8月5日時点の確認内容です。無料の利用枠や提供モデルは変更される可能性があります。

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